こんにちは!
英語圏で3年近く過ごした経験のある、あみろうです!
学校の勉強のみで海外へ渡り、英語力を磨いた実経験をシェアして役立てる記事を書いています!
現在はTOEIC915点…さらなる高みを目指して鋭意勉強中です。
本記事は話せる人は皆やっているであろう、スピーキング力を向上させる方法をご紹介します。
結論から伝えると、その方法は「ひとりごと」です。
普段私たちは無意識に脳内で日本語が飛び交っていると思います。
そしてある時にはそれが言葉に出たり、心の中でつぶやいたりしていると思います。
それは俗に言う“ひとりごと”という現象ですよね、
その“ひとりごと”を可能な限り英語に変換してみましょうということです。
今回ご紹介するひとりごと学習法の目的はスピーキング力の向上です。
そのため、目標は英語で会話をすることです。
ここにフォーカスをあてていることを意識しながら読んで頂けると幸いです。
それでは早速紹介していきましょう
1.ひとりごと学習で取得できる力
・英語への変換能力
日常のふとした時にひとりごとを言う機会が多いと思いますが、それを英語に置き換えてみましょう。
例えば、朝起きてカーテンを開けた時に外がいい天気であれば、「ええ天気やな~」の代わりに以下の英文を言ってみましょう。
・It’s such a nice day!
・The weather is so nice today!
これだけでも毎日言い続け慣れてしまえば、急にネイティブスピーカーと話すことがあって天気の話になっても対応できるでしょう。
良い天気でなくとも、niceの部分を否定の形にするかネガティブ系の形容詞を入れるだけでいいので、状況に合わせましょう。
では、他のパターンを見てみましょう。
例えば、通勤中に電車が遅れて嫌な気分になったとしましょう。
日本語ですと、「まじか~」や「最悪…」などの言葉が頭に浮かぶのではないでしょうか。
この感情を英語でのリアクションにしてみると
・Really?/Seriously?
・No way!
・Come on!
簡単なフレーズですとこの辺りでしょう。
どれも短くて覚えやすく、すぐに使えるフレーズです。
普段からこれらのフレーズを状況毎に使っていれば、英語で会話してても無意識にリアクションできるようになります。
ちなみにリアクションは下記記事にもまとめていますので、確認してみてください!
2.ひとりごと学習のメリット/デメリット
ある程度ひとりごと学習法の有益性がわかったところで、メリット/デメリットを見てみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
相手が不要 | 緊張感がない |
自分のペースでできる | パターンが決まりがち |
お金がかからない | 間違いに気づきにくい |
・メリット
・相手が不要
ひとりごとの文字通り、ひとりでできるのは第一のメリットです。
いつでもどこでもやりたいと思い立てば始められるので、可能な限り日常の多くに取り入れましょう。
料理中やシャワー中、駅を歩いている時など制約は一切ありません。
心に浮かんだことをそのまま英語に変えてみましょう!
心の中なら何を言っても自由です!
・自分のペースでできる
誰にも強制されず、好きなタイミングで学べるのは非常に重要なメリットです。
可能な限り、普段の生活の中でよく使う言葉、つぶやく言葉を考え、通勤中や寝る前、昼休みなどに調べてみましょう。
そうして覚えた言葉は、繰り返し言っているうちに自動で定着し、気づけばいつでも使えるようになっています。
もし忘れた場合はもう一度調べてみましょう。
恐らく「あ、そうやった!」とすっきり思い出せますし、より強固な記憶になって忘れにくくなります。
・無料でできる
ひとりでつぶやくだけなので、もちろん費用は発生しません。
特に最近はインターネットで調べれば大体の情報はすぐに見つかるので、お金をかけずに語彙力も増やせます。
さらにSNSやYoutubeも駆使すれば、リアルな発音やフレーズも無料で吸収することができます。
SNSやYoutubeでの学習は本当に画期的ですので、自分に合った人を見つけて繰り返し聞くことをお勧めします。
・デメリットとその対策
・緊張感がない
日本人相手でも初対面ですと緊張しますよね。
それと同じで、対面して英語を話すのはやはり緊張してしまい本領発揮できないケースがあります。
スピーキングを伸ばしたい方の一種の目標はやはり対面での英会話でしょう。
残念ながらこの緊張感は本番で経験する以外では味わえません。
〈対策〉
引き出しが多ければ多いほど本番で臨機応変に対応できるのも事実です。
対面した時のことを想定したフレーズもひとりごとで練習しておきましょう。
道案内やカフェの中で隣に座るなど、思わぬところで話しかけられることがあります。
・パターンが決まりがち
ひとりでできる分、収集できる情報量も限られてしまい、幅広く学習するのは難しいです。
自分に馴染みやすい言い回しばかりを覚えていると、偏った英語ばかり使ってしまう可能性があります。
知らない分野はとことん知らないことになってしまい、簡単な英会話の雑談すらできない人になるかもしれません。
〈対策〉
海外ドラマやYoutubeを見たり、Podcastを聞いたりしましょう。
会話形式になっているシーンやプログラムも多いので、自分が使わないようなリアクションや言い回しに触れあう機会を設けましょう。
いいなと思う言い回しは記憶し、自分のレパートリーを増やすのも大事です。
・間違いに気づきにくい
指摘する人がいないので、誤った文法をそのまま使い続けてしまう場合があります。
特によく使うフレーズを間違ったまま定着してしまうと、修正するのに時間がかかることもあります。
〈対策〉
一度覚えたからといって油断せずに、常に英語へのアンテナを張っておきましょう。
何気ないふとした時に、あれ?と気づくことが意外に多いです。
ちなみに間違った英語を使うのは必ずしも悪ではありません(時と場合によりますが)。
悪意のない間違いであれば聞き手は察するか修正してくれますし、話をしていて修正された記憶はまず消えません。
その時は恥ずかしいかもしれませんが、むしろラッキーと思いましょう!
3.ひとりごと学習のコツ
今までひとりごと学習について紹介してきましたが、ただ闇雲にやればいいというわけではありません。
ひとりごと学習のポイントは以下の3つです。
- 自分がよく言う日本語を把握する
- 良いなと思った英語のフレーズは片っ端から真似する
- 英語でどう表現するか疑問を持つ
・自分がよく言う日本語を把握する
理由は2つ。
すぐに英語に変換できる点と、使用頻度が高い点です。
これなら毎回使うたびに意識できるのですぐに覚えられます。
ひとつ覚えたら似た表現を調べ、繰り返し使っていきましょう。
・良いと思った英語のフレーズは片っ端から真似する
映画や音楽などで良いなと思ったフレーズがあればすかさずメモしましょう。
ちなみに私はアメリカドラマのフレンズが好きで何度も観ているので、その中で使われる簡単なフレーズはよく真似してました(笑)
例えば
“I didn’t see that coming”
それは予想してなかった!
このセリフは明らかにわかっていたことに対して皮肉っぽくも使えますし、そのまま驚いたときにも使えます。
私は駅などで歩きスマホをしている人が、急に変な動きをして迷惑だった時に皮肉っぽく心の中でよく使ってます(笑)
・英語でどういう風に表現するか疑問を持つ
自分から興味を持って知ろうとすることはとても大事です。
手っ取り早い方法は、好きなことをなんでも一つ思い浮かべ、英語で説明しようとしてみてください。
私はコーヒーが好きなので、簡単な自己紹介もかねて常に考えています。
“I like both drinking and brewing coffee. Actually I used to work at coffee shop and I met high quality coffee which is called specialty coffee. When I had its specialty coffee, it totally blew my mind because…. ”
コーヒーを飲むとも淹れるのも好きです。実は昔カフェで働いていて、その時にスペシャリティコーヒーと呼ばれるコーヒーに出会いました。そのコーヒーを飲んだ時は本当に衝撃でした。なぜなら…
かなり荒い文章ですが、コーヒーが好きなのと昔カフェで働いていたことは伝わったかと思います。
これを加えるだけでも会話の広がり方は全く変わります。
自分の名前を名乗った後の紹介文として、スラスラ言えるように考えておきましょう!
4.まとめ
ひとりごと学習法はいかがでしたでしょうか。
すきま時間に勉強!というのももちろん大事ですが、ひとりごと学習法に関してはそこまで勉強と思わず試してください。
普段の何気ない動作から英語に変えていければ、おのずと積み重なっていきます。
ちりも積もれば山となる!昨日より1秒でも多く英語を使うように心がけてみましょう~
ひとりごとで英語なんてまだまだ…という方は下記記事をお勧めします!
受動的に英語脳を伸ばす方法を紹介していますので、まずはここから始めてもいいと思います!
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