バスや電車を乗り継げば多くの観光地を巡れる京都。しかし、有名な観光地は人が多く、写真を撮るために並んだり、人が多く思った写真が撮れなかったり、と肉体的にも精神的にも疲れる方は多いのではないのでしょうか。今回紹介する「正寿院」は公共交通機関で行くのはかなり難しいですが、その分人が少なくゆったりと楽しめます。そんな名所、「正寿院」の見どころを紹介いたします。
1.アクセス
周りには特に何もないです(笑)これこそが人が少ない最大の説得力になると思います。到着までの道筋には製茶場やお茶のお土産屋さんがあり、小休憩もできますよ。
2.おすすめポイント
・手作りの風鈴トンネル
正寿院に着いてまず目に入ったのは境内にある多くの風鈴でした。お寺の中には全都道府県分の風鈴もあり、それぞれがご当地の特徴を持って作られており、楽しく見ることができます。音色もすべて異なるので、目と音で楽しむことができました。
・ハート模様?猪目とは?
金色は厳かで目を奪われてしまいました。和の雰囲気にマッチしてとても趣がありました。
しっかりと説明があると記憶にも残り、思い出になります。次回どこかで見たときにも恐らく思い出せるでしょう。猪目の文字通り猪の目を模した模様だそうです。細かいことは気にしない。
・160枚もの色とりどりの天井画
写真で伝えるのはなかなか難しいかもしれません。天井いっぱいに敷き詰められた日本画家たちの作品は感動でした。一つ一つが小さいので大きい龍の天井画のような迫力というよりは、ステンドグラスのような繊細な美しさを感じました。入り口にはうつ伏せはNGですが、仰向けはOKとの張り紙があったので、きれいに撮りたい方は仰向けでどうぞ(笑)
・写真必撮!和とハートの空間
今回最も見たかったハート形の窓です。お寺という歴史ある場所に何故?と思っていたのですが、実はハート形に類似した日本の伝統模様の一つのようです。季節によって窓から見える景色に変化があるようなので、ぜひ違う季節に再訪したいスポットです。
窓の向こうの景色は季節によって様々な顔を見せてくれます。静かな空間で心を落ち着かせる。なんとも贅沢で、幸せです。
3.御朱印
思い出の残る地に来たときは御朱印をいただいています。6月らしい季節限定のきれいな御朱印をいただきました。受付では9種類ほどあり、全てイメージがあったのでとても選びやすかったです(悩みますけども)。
御朱印帳を忘れてしまったので新たに購入いたしました。こちらも限定デザインだったようです。写真通りの御朱印はもう手に入らないかもしれませんので悪しからず…
4.まとめ
正寿院に行くには車が必要ですが、その価値は十分にあると思います。
何組か先客がいましたが、若いカップルや夫婦、女性同士と様々で写真撮影や
お寺の雰囲気を存分に満喫していました。
それでは正寿院の良いところをまとめてみましょう!
- 人混みが周りも静かで落ち着いて見れる
- 季節によって毎回楽しめる
- 良い雰囲気の写真がたくさん撮れる
- 和とハート模様の混在が美しい
- ドライブデートや女子旅にも
京都観光で主要地はすでに巡られた方、たまにはドライブでどこか違う場所に行ってみたい方。
ちょっと余裕をもった京都観光、カメラ片手に行ってみてはいかがでしょうか。
【正寿院】
〒610-0211 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
公式URL:http://shoujuin.boo.jp/
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